松山ゆらスペシャルインタビュー
――ゆらさんは北海道プルプルグループに入ってどれくらいですか?
「けっこう長い……ベテランです(笑)」
――風俗のお仕事をする前は?
「スポーツジムで水泳の先生をやっていました」
――だからですかね、とても健康的ナイスバディ……
「あははは(笑) 普段から運動が好きで、今もウォーキング、ジョギング、バスケ、スキーを趣味でやっています」
――風俗のお仕事をしてみようと思ったきっかけは?
「最初のきっかけは、友達がこのお仕事をしていて、その子からお話を聞いていたら興味が出てきて……みたいな感じです」
――ヘルス以外の風俗経験は?
「エステとデリヘルで働いた事があります」
――初対面のお客様から第一印象でよく言われる事って?
「脱いで裸になると『スポーツやってた?』って聞かれますね。『程よく筋肉がある、いいムッチリ具合だね』って言われながら触られます(笑)」
――ベテランさんという事は、お仕事しっかりキッチリ……みたいな感じですか?
「それがそうでもないんですよ(笑)」
――そうなんですか(笑)
「長い間やっているのでテクニックはそれなりに持っているつもりですが、それよりも気持ちから満足してもらえるような感じになればいいかなって」
――じゃあお客様の要望に合わせつつ……?
「はい。可愛く甘えまくりな時もあれば、痴女になっちゃう時もあれば、ド変態になっちゃう時も(笑)」
――初対面のお客様が何を求めているかって、最初に聞くんですか?
「いえ、これも長くやっているおかげなのか、普通のお話をしているうちにどんなタイプか分かるようになってきました(笑)」
――すごい。いろんな人と会ってきた経験の積み重ねですね。常連さんは責め派が多い? 受け身派が多い?
「責め派が多いかもしれませんね」
――ご自身は責められるのは……
「大好きです♪」
――性感帯は?
「乳首です」
――どんな責められ方に弱いですか?
「優しいんだけど時に強引に……みたいな。ずっと『優しくしなきゃ』って気持ちが伝わってくる方も好きなんですけど、素直にムラムラが出ちゃう人も好きです」
――素直にムラムラ(笑) 鼻息が荒い感じの?
「はい(笑) 『おっぱい触りたくて来た!』くらいストレートでも大丈夫です! なんかその方が愛おしくなっちゃうし、自分も遠慮なく燃えちゃいますね〜」
――このお仕事をしていて自分が開発されちゃった、みたいな事ってありますか?
「ポイントを刺激されると潮吹きしちゃう事も……。毎回確実に、とは言えませんけど」
――同じくこのお仕事だからこそ出来るプレイ、好きなプレイってございますか?
「着たままプレイですね」
――例えばランジェリー着たままとか?
「はい。あとは今着ているドレスのまま最後までしちゃったり(笑)」
――え! そういうシチュエーションが大好きな人にとってはたまらないですが、衣装の替えは……
「あ、自前の衣装はいつもたくさん持っているので大丈夫です♪」
――それは、いきなりしたいと希望しても大丈夫?
「ドレス、ランジェリー、水着……お部屋に何種類かは用意していますので、その中からなら」
――服を脱がすのももどかしく、そのままフィニッシュまで……みたいなシチュエーションって興奮しますけどなかなか味わえません。
「ですよね。だからこそこういうお店で味わってもらえたらなあって……あと、自分がそういう願望があるからなんですけど(笑) 着衣プレイ以外でも、お客様が『普段言えない事』『出来ない事』と思っている非日常的な事を私だけにさらけ出してくれると、ちょっと嬉しくなるんですよね」
――嬉しくなる?
「はい。『奥様や彼女には隠しているのね。私しか知らない顔なのね』って(ニヤニヤ)」
――今、すごく悪い笑顔でしたよ(笑)
「あ、いけない(笑) そんなに悪い笑顔してました? 痴女・M性感コースも対応するようになったからかな?(笑)」
――これまで通常コースのみだったんですね。今までしてなかったのが不思議なくらいです。
「お客様にも同じ事を言われます(笑)」
――痴女・M性感コースをやろうと思ったきっかけは?
「私はずっと受け身好き、Mっ気がある方と思っていたのですが、近年Mなお客様が指名してくれる事が増えたり、元々責め好きだった常連様がいつの間にかMっぽくなったり……」
――素質十分じゃないですか(笑)
「そんな様子を店長さんが感じ取ってくれて『痴女・M性感コースもどうですか?』と……。でも、興味はあったのですが『私にはたぶん無理です』って言ってたんです」
――何でですか?
「自分で『私の見た目は女王様っぽくない! Sっぽくない!だから無理!』って思っていいたので」
――そこ!(笑)
「お客様からもお店の方からも『そこじゃない』と言われまして(笑) 『え? じゃあ私がやってもいいの? やりたい! やります!』と……。なので最近はSなお客様とMなお客様がすごく理想的なバランスなんですよね〜♪」
――両方楽しめると(笑)
「働く楽しみが2倍になりました。姉妹店だったプルプルフェチM性感倶楽部が閉店してしまった影響で『すすきのにM男難民が増えるのでは?』と噂されているのですが、自分もお役に立てたら……と思っています(笑)」
――ご自身のエロスイッチが入るポイントは?
「最初のキスから……パンツを脱がしておちんちんが見えた瞬間ですね……。あと、エッチな下着を着けるとそういうモードになっちゃいますね。『これからエッチな事しまくるぞ!』って(笑)」
――このお仕事をするにあたって、自分なりに心掛けている事はございます?
「良い意味でお客様として見ない……普通の『男と女』として接したいなと思っています。その方が……私も気持ちがすごく入って、それがプレイに反映されるので(笑) でもそれで困っちゃう事も……」
――え、何が困っちゃうんですか?
「お話もプレイも盛り上がるほど『この人ステキだな』って惚れちゃいそうになっちゃうんですよ(笑)」
――ありゃ!恋多き女ですね……
「だからいつも別れ際がちょっと寂しくなっちゃうんです……」
――だからこそ再会は嬉しい?
「とっても嬉しいし、とっても燃えちゃいます! ひとつのお店に長くいるという理由のひとつとして『思い出したらまた来てくれないかな……』っていうのもあるんです」
――あーなるほど。こちらから「久しぶりに来て!」とは言えませんからね。
「そうなんですよ(笑) なので、もし思い出したら何年振りでもいいから会いに来てくれたら嬉しいです♪」
 ● インタビュアー 阿部定治(風俗ライター)